一日3回の食事バランスは「朝食3:昼食5:夕食2」が理想的だといわれています。本当は、夕食はあまりたくさん食べないほうがいいのです。
とくに、炭水化物を控えめにしましょう。夕食後は基本的に寝るだけですから、そこで摂ったエネルギーが使いきれず、脂肪細胞に中性脂肪が溜め込まれ、肥満につながってしまいます。
また、遅い時間に食べないことも大事です。 糖尿病の患者さんを対象に行なわれた研究で、夕食を18時に食べたときと比較して、21時に食べると血糖値が上がりやすく、インスリンも多く出ていることがわかっています。
こうしたことから、遅い時間に食べると、寝ている間にもAGEが量産されていると想像できます。
22〜23時くらいに就寝する人なら、理想の夕食時間は18時ごろと考えていいでしょう。とはいえ、勤め人ならば、なかなかそれは難しいかもしれません。
それでも、夕食から寝るまで3時間は空けるようにしましょう。
避けたいのは、夜遅くに空腹状態で帰ってきてドカ食いし、すぐに寝るというパターンです。
これをやっていると、寝ている間の夜間血糖値が高く推移し、糖尿病に罹りやすくなります。
もちろん、AGEもたくさんつくられるので腎臓に大きなダメージを与えます。
また、朝は胃もたれがしているから朝食を抜くことにつながります。朝食を抜けば、昼食にドカ食いする、という負の連鎖が起きます。
次の日を快適な一日にするためには、夕食を早めに軽くすませることがとても重要になってきます。
私たちの体は、約37兆個もの細胞からなっているといわれています。これら細胞は、日々新しく入れ替わっています。 その細胞の膜の原料となるのが脂質です。そのため、脂質をしっかり摂らないと、体はボロボロになってしまいます。
ところが、「脂質はカロリーが高いから太る」と考えている人が多く、脂質を避けている分、糖質の過剰摂取に陥っています。これは、まったく間違った考えなのです。 私たちを太らせるのは、脂質ではなく糖質です。
炭水化物(糖質)は、消化されブドウ糖に分解されます。そのブドウ糖が小腸から血液中に吸収されると、血糖値が上がっていきます。このとき、血糖値が上がりすぎないようにインスリンというホルモンが分泌され、ブドウ糖を処理してくれます。
どのように処理するかというと、最初はグリコーゲンに変換して肝臓や筋肉などに蓄えます。それでも余ってしまったブドウ糖は、中性脂肪に換えられ脂肪細胞に貯蔵されます。
これが太るメカニズムです。 つまり、糖質を摂らなければ、私たちは太ったりしないのです。 だから、安心して、もっと脂質を摂りましょう。