動悸で目が覚める…」のは深刻な病気のせい?

2026年07月03日 10:55

夜中に突然胸がドキドキして目が覚めたり、寝起きに動悸がしたりして不安になったことはありませんか?

睡眠中の動悸は、疲れやストレスなどが関係することもあれば、病気が隠れているケースも。主な原因や日常生活でできるセルフケアを紹介します。

自律神経は体を活動モードにする交感神経と休息モードにする副交感神経の2つからなり、血圧や呼吸など体のさまざまな機能をコントロールしています。

通常、睡眠時には副交感神経が優位になりますが、ストレスや疲労が重なると副交感神経と交感神経がうまく切り替わらず、交感神経が高ぶったままになるのです。

交感神経は心拍数や血圧を上げる働きがあるため、自律神経が乱れていると眠りの途中で胸の鼓動を強く感じることがあります。

特に、寝る直前まで仕事や家事の段取りを考えていたり気持ちが張りつめたまま布団に入ったりすると、体が「まだ活動中」と認識してなかなか休まりません。

就寝前のカフェインやアルコールも、睡眠中の動悸に関係することがあります。カフェインは交感神経を刺激するため、夕方以降にコーヒーや緑茶などのカフェインを多く含む飲み物を飲んでいると、眠りに影響したり睡眠中の心拍数が増加したりする場合があります。

また、アルコールは高血圧や不整脈などを引き起こし、動悸につながる要因の一つ。お酒を飲むと寝つきがよくなったように感じる一方で、深い睡眠を減らして中途覚醒を増やすなど、睡眠の質の低下も招きます。

睡眠中の動悸には、狭心症や不整脈など心臓の病気が関係していることも。狭心症は動脈硬化などによって心臓の血管が狭くなり、ストレスなどの負荷がかかることで心臓の痛みや圧迫感、動悸などが起こる病気です。

一方、不整脈では脈が速くなったり乱れたりして、強い動悸、息切れ、めまいなどを伴う場合があります。

また、眠っている間に呼吸が止まったり浅くなったりする睡眠時無呼吸症候群でも、血液中の酸素が不足して動悸につながることがあります。
いびきが大きい、日中の眠気が強い、起床時に疲れが残るなどの場合は注意が必要です。

 胸の痛みや圧迫感、冷や汗、失神しそうな感じを伴う動悸が起こる場合は病気の可能性が考えられるため、早めに医療機関へ相談しましょう。

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